青森は、今年も温暖化の影響でしょうか。
夏は猛暑でしたので、冬は雪が少ないのではと予想しておりましたが、
12月中旬は、あっという間に冬景色。
今週に入り、天候がおちついてきております。
自然にあらがうのはよくないのでしょうが
雪が少ないのは、移動などが非常にスムーズです。
今年もさまざまな出来事がありました。
コロナも第五類に移行し、活動範囲が広がった方々も多かったでしょう。
経済活動なども動き始め、新しい環境で活動する方、現状の環境で活動する方
さまざま影響があった一年だったと思います。
新しい環境も、現状の環境も
「環境」の変化に慣れるのは、そこに「人」が関わることですので、なかなかむずかしいかと思います。
新しいことをはじめるのは、勇気と希望が勝りながらも、不安との葛藤。
辞めてしまうのは、もしかすると、いちばん簡単なのかもしれません。
とすると、現状のことを続けるのが、いちばんむずかしいことなのかもしれません。
「人」との関りは、信頼関係が大切です。
ただ、信頼関係を築くことは、言葉でいうほど、簡単なことではなく、そこには、時間も必要です。
つきあいが長くなると、信頼関係を築けていると一方だけが思っている場合も多くあります。
一方だけが信頼関係を築けていると思い込んでいる場合は、
何を言っても何をやってもいいのだと、一方的に距離感が近くなり、配慮に欠け言動が荒くなる。
発言した側の多くの方々は「受け手の解釈」という言葉を用いますが
ご自身の発言、言動を ご自身に向けて、想像してみてはいかがでしょう。
近頃、ハラスメントのニュースを目にする機会が多くあります。
人は、一人ひとり個性をもち、別の人格です。
日常と共に、少しずつ成長し、また成長したいと誰もが考えているのではないでしょうか。
上の立場にある人に必要なのは、リーダーシップもさることながら 客観的な視点と
「人としての想像力」であると考えます。
人との距離感は、立場や状況によって変わるもの。
ただ、一方的な思い込みで、行動していないか、発言していないか
感情の起伏に左右されていないか。
立場が上にある人ほど、相手を想像する。
周りの気づいている方々も他人事とせずにいてほしいものです。
火の粉が降りかかるのは、誰しも望まないこと。
ただ、明日は我が身なのかもしれません。
電子化など、さまざまな事が目まぐるしく変わる情勢です。
せめて、「人」は、あたたかくあってほしい。
相手を思いやれる人が多い世の中になることを願い
新しい年が笑顔あふれた一年となるよう、心より祈願いたします。
よいお年をお迎えください。
本年もご愛顧賜り、誠にありがとうございました。